初心者講座


仕手株の基本

①相場が下がった所で仕込む。

下げながら出来高が増えている場合、仕込みが入っている可能性があります。
下ヒゲが出た所が、底値に成っています。

②相場が上がった所で売り抜け。

売り抜けの前に値段を吊り上げ、人気化して出来高が増えた所で売り抜ける。
上ヒゲが出た所が、天井に成っています。

ローソク足

煽り(あおり)

新聞・雑誌などで、まだまだ上がると買いを誘う。
最近は掲示板を利用して、同じ人が複数の偽名を使って、人気を誘う場合があ ります。
(例)

相場仙人さんのメッセージ

○○商事が、良いぞ。新開発の商品も好評の様で、業績が大幅に回復しそうじ ゃ。
チャートも人気が出て来ておるし、大化けする可能性が高いんじゃないかのー 。

証拳マンさんのメッセージ

さすが、相場仙人さん。良い銘柄を教えてくれてありがとう御座います。
2000円までは行きそうですね。私も早速、買わせて頂きます。

信用取り引き

大手証券会社だと、最低3000万円の担保金(株券でも可)が必要ですが
中小証券だと最低200万円から、出来ます。
担保金の2倍~3倍まで取り引き出来るのと、空売りが出来るようになります 。
買う事を「買い建て」、売る事を「売り建て」と言います。
信用取引は、6ヶ月間の期日が決まっていて、期日までに決済しなくてはいけ ません。
(各証券会社によって、基準が違うので問い合わせて下さい。)

空売り

最初に、持っていない株を売って、下がった時点で買い戻し、利益を取る方法 です。

追証

最低担保金を割り込む損失が出た場合、不足分の請求があります。
そこで、投げるか入金すのか選択することになりますので、
信用枠は、余裕をもって使った方が良いでしょう。

リスクヘッジ

予想が外れた時の事を考えて、同じ業種の銘柄を反対売買して、危険を最小限 に押さえる方法です。
例1)業績の良い銘柄を買って、同時に業績の悪い銘柄を売る。

例2)下ヒゲの銘柄を買って、同時に上ヒゲの銘柄を売る。

逆日歩

信用取引の売り残が、買い残を上回ってくると付きます。(罰金の様なもの)
資本金が小さい銘柄ほど、高い逆日歩が付き、売り方にプレッシャーを掛けま す。
仕手戦に発展するのも、信用の取り組みとこの逆日歩が大きく関係しています 。
詳しい説明は、証券会社で聞いて下さい。

両建て

空売りしている時に、高い逆日歩が付いた場合、売った同数の買い建てを入れ 、
逆日歩のプレッシャーを回避する方法ですが、あまり、お勧め出来ません。
逆日歩で売り方にプレッシャーを掛け、株価を踏み上げる原因にもなります。

分散投資

思い込みの1発勝負は、失敗する事が多いので、長生きするためにも
分散投資をお勧めします。
最低、3種類の銘柄に投資して、危険性を分散する方法です。
同じ業種の銘柄を3種類買うのは、分散投資になりませんので、
輸出関連・内需関連・優良株・仕手株・資産株など、別の要素を持った銘柄で
分散投資を考えて下さい。

分散買い下がり

遂々、ナンピン買いと一緒のように思われますが、最初から、下がった時の事 を考え
資金を分散して買い、コストを下げる投資方法です。

以上、チョーー簡単な説明ですが、参考にして下さい。